注文住宅の醍醐味である『間取り』
段取りよく間取りが決まる人もいれば何ヶ月も間取りが決まるのに苦戦してしまう人もいるかと思います。
ここでは我が家の間取りに因んだLDK一体型の総二階建てにおける各部屋の間取りのメリットデメリット、各部屋のおすすめや注意した方がよい事などを記載しているので、是非参考にしてみて下さい。
はじめに
ハウスメーカーなどが決まると、予め希望した項目を元にメーカー側が間取りの図面を書いてくれます。それを元に自分の家庭に合った部屋の広さ、配置、形などを決めていくのが流れになるので、自分で1から図面を考えて〜なんてことはないので安心して下さい。
最初に作られてきた図面は自分が理想としていた間取りとは違う物が出てきました。敢えて初心者の要望をただ詰め込んだ間取りを作ったみたいです。そこから自分達で試行錯誤して、2〜3回の間取りの打ち合わせで我が家の間取りは完成しました♪
動線って?
間取り作成の時によく聞く(でてくる)言葉に[動線]ってありますよね?
『動線とは、建物の中を人が自然に動く時に通ると思われる経路を線であらわしたもの。建物の間取りを設計する際に気をつけなければならない。設計の際に利用者の行動パターンを予測し、より明快に、また移動距離が長くなりすぎないように平面計画を練る。設計において動線を特に考慮することを動線計画という。』
引用:Wikipedia
キッチン➡︎脱衣所(洗濯機)に行く時や、脱衣所(洗濯機)➡︎洗濯物を干す場所(ベランダなど)が遠い場所に間取りを作ってしまうと、家事をする時に無駄ができてしまう為、効率的に家事をしにくくなります。
二階にバルコニーを作り、そこに布団なども干そうと考えているのであれば、一階の脱衣所(洗濯機)➡︎二階のバルコニーまでの動線も考えておいた方がよいです。
リビングの間取り
リビングは、生活している時間で一番長くいる場所なので、家族全員がゆっくりと過ごすために広々とした空間が欲しい!
最近は一階はLDK、浴室、洗面所、トイレのみというLDK一体型の間取りが流行っているのが特徴的です。最初にメーカー側が提示してくる間取りもLDK一体型の間取りと思います。
LDK一体型のメリット
- 空間が広くとれる開放感がある
- 料理しながらキッチンからダイニング、リビングが見渡せ安心感がある
LDK一体型のデメリット
- コンセントの配置場所が難しく結構悩んでしまう
- 空間が広くとれるが空間の使い方が逆に難しくなる
- 冷暖房の効きが若干悪くなる
理想の大きさは、LDK20畳程あれば十分な空間がとれるみたいです。LDK20帖を確保するには部屋数にもよるんですが、建物全体が35坪(役116㎡)程の延床面積が必要になってきます。
※延床面積とは自分が建てる建物の各階の床の面積の合計(吹き抜けなどは含まれない)
我が家はLDK20畳は欲しかったのですが、延床面積やその他の部屋の関係で一体型LDKの18畳が限界でした。
トイレの間取り
トイレの広さですが、分譲マンションなどの一般的な大きさは幅80cm奥行き120cm、坪数にすると約0.4坪で使用する分には問題ないのですが、個人的には少し狭く感じるな〜と思いました。
一戸建ての場合の一般的な広さは、幅80cm奥行き160cmで、坪数役0.5坪、幅はマンションのトイレと変わらないのですが、奥行きが約40cm長くなるためトイレが広く感じると思います。
二階にトイレを設置する場合は、一階は80cm×160cmの大きさにして、二階のトイレは家族が使うので、マンションタイプの80cm×120cmにするのがよいかと思います。
二階などにトイレを設置しない間取りを考えるのであれば、寝て起きてトイレに行く時でも、階段から降りた時にすぐトイレがある配置にすれば便利がいいと思います。
玄関に近いメリット
- 帰宅時にすぐトイレにいける
- 来客した人がトイレに入りやすい
玄関に近いデメリット
- 来客時にトイレを使いにくくなる
- 来客時に匂いが気になる
- トイレを隣の家の庭やよく人が通る場所に配置してしまうと人影が気になる
我が家は1階と2階にトイレは設置し、1階は玄関の横、2階は階段の上がりきったすぐ近くに配置しました。
浴室の間取り
浴室の広さですが、一般的には1616サイズです。もう少し家族とゆったり広々とお風呂に入りたいと思うのであれば1618サイズや1818サイズの広さがいいと思います。
我が家は1616サイズの浴室を選びました。理由としては、広さの関係上浴室を広くしてしまうと脱衣所が狭くなってしまう事もありますが、子供が小さいうちは家族みんなでお風呂に入るのに大きい方がよいと思ったのですが、将来的に一人ずつで入る事や、浴室の掃除などの手間を考え、1616サイズになりました。
※1616サイズとは、浴室内の寸法です。1600mm×1600mmとなります。1618であれば1600mm×1800mmとなりますね!
脱衣所の間取り
洗面・脱衣所の広さですが、一般的には1坪(役2畳)1820mm×1820mm、又は少し広めな(2.5畳)1820mm×2275mmが多いと思います。
普通に洗面と脱衣所という部屋なのであれば1820mm×1820mmもあれば十分な広さかと思いますが、脱衣所に洗濯物を干したい、子供が多い、となると1820mm×2275mmくらいの大きさは必要になってくるかと思います。
洗面と脱衣所を分けるのはその家の生活スタイルにもよりますが、別々な空間を作りたい場合は、洗面2畳、脱衣所1畳の合計3畳程の広さが必要になってきます。
我が家は子供が3人いるのと、洗濯物は脱衣所メインで干していく生活スタイル希望なので、洗面脱衣所は一纏めにした1820mm×2730mmと少し広めの大きさにしています。一纏めにしているので扉を鍵付きにするという事でデメリットを解消しました!
廊下(ホール)の間取り
最近、廊下(ホール)のない家というのが流行っている?そうですが、一つの理由としては、土地の値段が高く狭い土地でどれだけ理想的な家を建てれる様にするかという事で、廊下(ホール)を少なく(なくす)しているみたいです。
我が家は玄関を入ると少しだけ(910mm×2730mm)の廊下があります。個人的には玄関を開けたらリビング!というのが嫌だったので…
子供部屋の間取り
子供部屋の大きさ…これも結構悩みます。
一般的に6畳あれば十分と言われていますが、最近では、子供部屋を快適にしてしまうと子供が部屋から出てこなくなる、子供部屋は寝る・勉強する。だけの部屋として、4.5畳あれば〜という話を聞いた事もあるかと思います。
又、将来的に子供が巣立っていく事などを考えると、その後の部屋の使い道など、長い目で見てみる事も重要です。子供部屋は自由自在に間取りを変えられる様にしておいた方がいいです。
我が家は子供が3人。それぞれ4.5畳+クローゼット1畳の間取りにしました!その内の2部屋は、将来子供が巣立って使わなくなった時を考えて、間の壁に柱を入れずに壁を壊せる様な作りにしました♪
和室の間取り
新築の家に和室が必要かどうか迷ってますか?
和室は便利がいい面もあればなかった方がよかった!と思う意見もあると思いますので説明していきます。
和室のメリット
- 子供の遊び場所にもできる
- お客さんが泊まりに来た時などに布団を引いて寝室替わりにできる
- 洗濯物を干す事もできる
- 畳の匂いがいい
和室のデメリット
- 畳やふすまなどのメンテナンス費用がかかる
- 和室の広さ分だけ他の部屋などが狭くなってしまう
和室を設ける場合は、4.5畳、6畳辺りがベターな大きさかと思います。和室に収納を付ける場合、それプラスの大きさが必要になってしまい、上記で説明した通り、他の部屋が狭くなってしまうのですが、和室に収納もつけたいけど、他の部屋をこれ以上狭くしたくない!というのであれば、和室4.5畳に段差をつけて、その下に収納を作るといった作りにすると、間取りを有効活用できます。
我が家はリビングと和室を考えた時に【リビングの大きさ>>和室】という答えになったので、和室を設置しないという間取りにしました。
階段の間取り
階段の位置は、生活する上で重要な要素で、使い勝手にも大きく影響してきます。階段を何処に設置するかで間取りが変わってしまう場合もあるので、階段の説明する場所を考えながら間取りを決めていきましょう。
階段の場所ですが、例を挙げると、家の壁に沿った階段、部屋の中央にある階段などがありますよね。
家の壁に沿った階段、よくある一般的な階段かと思います。配置する場所ですが、最近の流行であるリビングイン階段又は玄関イン階段になるかと思います。
部屋の中央にある階段、建物の真ん中に配置した階段になります。最近流行のリビングイン階段の中でもそのリビングの中央に配置する階段になり、一つのアクセントになりますね。
階段の造り
直線階段
折れ(L字階段)
螺旋階段
折り返し階段
階段の場所、リビングイン、玄関イン、その他
シューズクロークの間取り
いる?いらない?
いる➡︎大きさ
ウォークインクローゼットの間取り
いる?いらない?
メリット・デメリット
大きさ
バルコニーの間取り
いる?いらない?
いる➡︎大きさ
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